2007年8月22日水曜日

悲壮天

世界に彩が訪れる時間に目覚め、鳥たちが朝の息吹をまだかまだかと待ち望む頃眠りにつく。
赤い世界に一人、灰色の世界に立ち上がる。
やれやれ、今日も目覚めてしまったか。
それは世界との会合点。
人はどこまで強くなれるのか。
どこまでの苦痛ならば耐えられるのか。
世界は今日も人に問う。
生き残る者だけが明日をむさぼる権利を得る。

人は、他人を甘やかしすぎた。
その傾向は更に強まるようだ。
それこそが自分の糧であると誤解する者までいる。
生き残る者が強いのではない。
生き残る要素を備えられたから生きられるのだ。

そのどちらもが正しい答えである、
あるいは間違った答えである。
矛盾?
完全に合理化された人間なんてみたくもないね。
みたこともないけど。

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