2007年10月15日月曜日

2007年、秋

ふと、夜中に散歩に行きたくなった。
30分歩いただけで、もう痛み出す足。
2年前はこうじゃなかったのに。

余裕のなさは2年前の比ではなく、今をもってしても自分が何をやっているのかさえ理解できないでいる。
いつも脳裏に浮かぶあの光景はただの在りし日の思い出だけではない。
自分の夢が今なおそこに留まり続けているという、呪縛にも似た願望故なのだろう。
1年前の今ならば、それも現実逃避と笑って捨てたはずのその幻覚は
なるほど、恩師の言葉を覚えているー忘れないためにあるのだと今更ながらに理解する。

現実を知らぬ理想はただの夢想に過ぎないのかもしれない。
ただ、現実から目標を持ち、どう理想に近づけるか、それを考えること。

それが私に与えられた、恩師からの最後の課題だと認識しているためである。
その課題の猶予は、3年。
なんだ、自分で決めた目標じゃないか・・・
折り返し地点を越えた今、どうだったか見直しに丁度いい頃合じゃないか?

あの頃の私が欲しかったものは
・論理的に物事を捉えること
・問題解決への手段を確立すること
・全体的な視野を持ち、部分的な観点に捉われすぎないバランス感覚を持つこと

それぞれに対して、今もっているのはどれもこれも全然ダメ、ということか。
結局は、目の前の作業に追われて何も見えなくなっている。
社会情勢だって、ただ新聞を漫然と読んで理解できるようなものでもないし。

という、ただの自己訓戒。

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